■入学式 入学についてちょっとお話しようと思います。 私は小学校に入学した日のことを、まるで本当にきのうのことのようにはっきりと覚えています。 と言いますのは、例えばきのう私が食べた夕食はと言いますと、肉野菜いためとレバニラいため、それにギョウザだったと。 まあ、こんなふうに覚えているというそういう意味です。 まあ、一番に印象に残っているのは、あたらしい匂い。 あ、これ何だろう、周りを見渡すと、あの果物の王者と呼ばれたドリアンをですね・・・・・・ 食べている少年がこっちを見てニヤッっと笑った。 そんな思い出が私の入学式の思い出です。 私は過疎地域に生まれ育ったものですから、先生一人、生徒一人という入学式でして・・・・・・ まあ、その先生に初めてキスされたことが甘酸っぱい青春の思い出となっております。 明日、うちのピカチュウが入学式を迎えるので楽しみです。 |
■プロ野球 プロ野球が開幕しましたが、私は野球を見ません。 私は野球をやってまして、今じゃないですよ、過去の少年だったころなんですけども、私はずーっと三軍の補欠で一度も試合に出たことがありません。 一回だけバッターボックスに立ったことがあります。 そのとき私がバッターボックスに立った瞬間にですね、ピッチャーがマウンドでゲロはきまして、 救急車で運ばれてその試合自体がその場でなくなってしまったという。 ですから、一度も試合をしたことのない、無冠の帝王のまま・・・ つまり、プロ野球選手というのも全てそういう子供時代を送ってきたという事です。 以上、コラムでした。 |
■体育の日 「ハッピーマンデー制度」の適用により、10月の第2月曜日は体育の日です。 この日町ですれ違った人には『ハッピィー』と挨拶しなければなりません。 体育の日というと運動会です。私も子供のころ運動会が大好きでした。 フォークダンスではみんなは本当は女の子と手をつなぐのが嬉しかったくせに、恥かしいから音楽が終わると地面で手を拭いたりしていました。 でも中にはその後みんなが帰った後こっそり校庭に来てその地面を舐めている奴がいました。 綱引きではみんな大きな声で『オーエス・オーセス』と叫びながら一生懸命綱を引いていました。 でも、だんだん見ているうちにお互いが綱を引っ張り合いながら『エスオーエス(SOS)』と叫びあってるように見えてきて そんなに苦しいなら辞めればいいじゃないかと思いました。 運動会の競技で一番の目玉といえば、男子による玉入れと女子による棒倒しでしょう。 以上、コラムでした。 |
■七夕 七夕とは皆さんご存知の通り、織姫と彦星が一年に一度だけ出会える日。 こんなに愛し合っているのに一年にたった一回しか合う事が出来ないなんてなんて可哀想な二人なんだろう。 どうか今夜は晴れますように・・・ そんな思いを込めながら昔の人は7月7日の夜空を見上げた事でしょう。 そして、その思いは現在にも受け継がれています。 地球が誕生してから46億年。 織り姫と彦星が地球と同じころに産まれたとしても今までに46億回あっていることになります。 その内、半分が曇っていたとしても23億回 人間の人生はせいぜい80年といわれています。 産まれてすぐ恋人同士になって毎日会いつづけたとしても 1年で365(日)×80(年)として、3万回そこそこしか会えません。 織姫と彦星は天の川の両端で人間達を見て 『可哀想なのは,お前達の方だ。』そう思っているかもしれません。 |
■こどもの日 今日はこどもの日です。私は毎年こどもの日には出会う子どもたちにぬいぐるみを配っているんですけどね 今年からその風習をやめることにしました。 なぜならば、最近の子どもたちはどうなんでしょうか,少年犯罪の増加,親を親とも思わない子どもたち。 そんな子どもたちに対して、われわれ大人がこどもの日を祝ってあげる必要があるんでしょうか。 いっそのこと子どもの日は廃止してしまった方がいいんじゃないでしょうか。 文部省の皆さん、気象庁の皆さん。・・・・・・郵政省の皆さん。 ライオンは自分の子どもを千里の谷にたたき落として、そこからはい上がってきた子どもだけを育てると言われています。 たまにテレビなどでアフリカのサバンナをゆったりと歩いているライオンの家族などを見て私が思うのは、 この見渡す限りの地平線のどこにそんな谷があるんだ!と、そういうことです。 以上,コラムでした。 |
■五月病 私は以前に五月病に一度だけかかったことがあります。それは五月でした。 朝起きると、体じゅうに五月という文字が浮かんで・・・・・ これを治すにはそうすればいいのか医者に聞いたところ、その下に「みどりと書け。」 つまり、五月の下にみどりと書くと,五月と読めなくなるわけですね。 サツキと読まなきゃなんなくなる。だから、自然と五月は消えていくと。 そういうことになる。 ところが,私の友達がやはり同じようの病気になり,下に「みどり」と書いたんですがいまだに治らないんです。 なぜなら,彼は小松病だったからです。 小松は小松のまま,消えはしない,ということでコラムを終わります。 |